出産をおえて入院生活をなんとかこなし、無事退院日を迎えて実家に帰ってきました。
ここからがお世話の本当のスタートでした。
私は事情があり入院中に完ミに移行してしまったのですが、ミルクを飲ませると割とすんなり寝てくれたのも産後1~2週間ちょっとのつかの間でした。
魔の3週目といわれる頃には、抱っこしてあげて屈指運動などまじえてゆ~らゆらしてあげたり試行錯誤しながらの寝かしつけに奮闘していました。
そんな中、ふと母に「あ~~~!何か子守歌とかってない?」と聞いたことが、私の歌の寝かしつけの習慣の始まりでした。
今日はそんな私の歌の寝かしつけについての経験談を述べていこうと思います。
「この子守歌、聞かせてみない?」母が教えてくれた子守歌とは
私の問いかけに答えてくれた母。
「この子守歌なんてどう?」と夜泣きに悩んでいた私に紹介してくれた子守歌が、日本の歌百選にも選ばれている童謡の歌「ゆりかごの歌」という歌でした。
以下、歌詞を紹介しますね。
①揺篭のうたを カナリヤが歌うよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
②揺籃のうえに 枇杷(びわ)の実が揺れるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
③揺籃のつなを 木ねずみが揺するよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
③揺籃のゆめに 黄色い月がかかるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
暗記もそれほど難しくなさそうな、4段階に分かれている曲です。
そしてなにより短くて覚えやすいのが良い…!
とさっそく私はYou tubeで曲を何回も再生しながら真似して歌い、娘の寝かしつけの時間にはいつも歌うようにしました。
今思うと、新生児からずっとこれでもか!というくらい歌い続けたので、私の歌の寝かしつけといえるくらい今ではかなり活用できるのかなと思っています。
*寝かしつけの時はとにかく歌った「ゆりかごの歌」
前文にも述べたように、単調のリズムと割と短い文章の曲でしたので覚えるのにはさほど苦労しませんでした。
一度覚えちゃうと、自分でちょっとリズムを工夫して歌ったり、アップテンポやローテンポなど、娘のぐずり具合でコロコロ変えては歌っていました。
また、どんなにギャン泣きしていてもめげずに歌う!
「もうそんな大声で泣いてたら、娘も歌を聞くどころじゃないかも」と薄々頭の隅で思うこともありましたが、私はめげずにどんなときもこの曲を歌って寝かしつけをしていました。
*2ヶ月後半には、「ゆりかごの歌」のオルゴールでセルフねん寝できるように!
2ヶ月過ぎた頃、抱っこしながら歌うのもなんだかもう疲れた…。
「一体私はどれだけこの先この歌を歌うんだ…。」とも思い始めた頃でした。
割と私達夫婦の寝る時間と娘がまとまって寝る時間が同じ時間帯が被るようになってから、最後の寝かしつけのときにたまたま抱っこ疲れしてしまい、
そのまま娘を布団に寝かせて、「もうこのオルゴールで……」とゆりかごの歌のオルゴールの曲を流しました。
すると娘がなんとオルゴールのゆりかごの歌でセルフねん寝をするようになったのです!
電気を消す→娘をお布団に寝かせる→オルゴールを流す
すると、もじょもじょ…、たまに「あ!あ!…えう…!」なんてぐずりながらでしたがそのうち目がウトウトしてきてスッと寝るようになりました。
*3ヶ月すぎの今でも、オルゴールの曲で寝るスイッチON!
3ヶ月すぎでもの今でも、たまにひどいぐずりの時は歌を歌ってあげます。
でも最近は日中の寝かしつけの時には「ゆりかごの歌」はなるべく避けています。
最後の寝かしつけ(まとまって7時間~8時間寝る時間)の時に、「部屋を暗くしてオルゴールを流す」という習慣に切り替えました。
娘も目が見えてきたり頭の発達も少しずつ成長してきたようで、この音楽がなると「寝る時間だ!」と思うのか、
お布団におくと最後にミルクを欲しがり飲み終わったあとは寝転がってウトウトしだす…という流れに持ってけるようになっています。
賛否両論あるかもしれませんが…
私のこのやり方に、やはり賛否両論あるかと思います。
時々、これって「洗脳になる…?」なんて不安になったりする日もありました。
でも私はぐずりの時は、とってもこの曲に助けられています。
娘が泣いていてもうどうしようもできない!なんて時に「ゆりかごの歌」を自分の声で歌ってあげると、やっぱり娘も少し落ち着いてくれるんです。
子育てに、正解はないのと同じで、私もこの歌の寝かしつけを100%これが良いです!なんて自慢するつもりもありません。
ただ、子育て中のママさんの「こういう方法もあるみたいだよ」という子育て中のママさんを手助けする一つの提案やちょっとした話題にでもなってくれれば良いなと思います。
妊娠出産の体験談を連載しています(全6回)
著者:ふとこ
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