「里帰りはせずに自分たちで何とかします!」
自信満々に自分の両親にも、旦那の両親にも義両親にもそう公言していた私ですが、義両親や妊娠を経験している義姉の説得もあり、妊娠後期でギリギリになって里帰り出産を決意しました。
そんな私が、「やっぱり里帰り出産して良かった!」と思えた瞬間をご紹介していきたいと思います。
現在里帰り出産について悩んでいるプレママさんの1つの参考になれば光栄です!
里帰り出産で良かった!と思えた瞬間3選
寝不足で疲れている時に、バトンタッチでお世話をしてもらえた
まだ産まれたばかりの新生児の赤ちゃんのお世話はやっぱり大変!
夜は2~3時間おきにミルクをあげ、(私は早々から事情があり完ミでした)夜泣きの時も一生懸命寝かしつけをして……、
たくさん寝ていた妊娠中から一転、夜は細切れ睡眠になったので最初の一ヶ月は相当疲れていました。
そんなときに
「ごめん、2時間だけ代わりにみててもらえる?」
など、父や母に代わり代わりにお世話をバトンタッチしてもらっていました。
その見ていてもらっている2~3時間の間に、離れている夫と電話をしたり、睡眠をとって身体や脳を休めたりしていました。
また、どうしようもなく赤ちゃんが泣いて「もう私だけじゃダメ!」というときに
母が「私が抱っこしてあげるよ」とスッと娘を抱きかかえて私の代わりに娘を寝かしつけてくれた瞬間、
心底「あ~!里帰り決めて良かった…」とありがたく思ったのを今でも鮮明に覚えています。
新生児の頃の赤ちゃんはまだ目もまだあまり見えていないので理由もなく泣いたりします。
私の娘も夜に3時間くらい続けて泣くこともザラでした。
そんな大変な時に代わりに抱っこしてもらえたり、預かってもらえるのが里帰り出産の一番のメリットだと思います。
沐浴は3人で一気に準備!役割分担でスムーズに
毎日の沐浴では、両親と私で3人で一気に準備したので私の負担がかなり少なかったです。
「沐浴させるね」と一声かければ、
私自身はベビーバスにお湯を溜めて沐浴剤やらベビーソープを準備しているうちに、母がタオルやら着替えをササッと用意してくれて、
私が沐浴をさせているうちに母が着ていた服を洗濯機に入れオムツなどを捨てる、
また沐浴が終わって私が着替えさせているうちに、父がスッとベビーバスなどの後片付けをしてくれました。
沐浴が終わると、ミルクの時間だったり寝かしつけをしなきゃいけなかったりでその時に後片付けをしないですぐにミルクに移れたりするのが私的にはとっても楽でした!
「なんか至れり尽くせりだな…」と思った瞬間、またもや里帰りしてよかったなと思いました。
お世話を頼んで、ちょっとした息抜きが出来た
私が3つの中で一番精神的に助かったのが、娘のお世話が大変な中でも、
昼間にお世話を少し両親にお任せして、15分~20分くらいの散歩に外出出来たことです。
産後すぐの産褥期だったのでそんなに無理は出来ませんが、私の場合は順調に回復していっていたのでたまにお散歩に出掛けました。
出産が5月でしたので、天気も良く、ちょっとコンビニに足を伸ばして好きなものを買ったりして、かなりの気分転換になりました。
「外の世界は相変わらずだなぁ」なんてぼんやり考えて、気分転換できまた育児に対しても前向きになれた瞬間、再び里帰り出産して良かったなぁありがたいななんて思ったことです。
デメリットもある里帰り出産
上記で3点、里帰り出産して良かったと思う瞬間の3つを簡単に挙げましたが、もちろんデメリットも多数ありました。
第一は、やっぱり夫に会えない寂しさでした。
お世話はすごく大変なものの、日々成長していく娘が私の側にいて、
「この成長の時を夫は見ることができないんだなぁ」なんてしみじみホロリと涙したことも覚えています。
また、すでに家を出た身だったので、両親との生活感の違いから些細な喧嘩もありました。
でもやっぱり里帰り出産してよかった!
そんなデメリットもある中、自分が育ってきた家で今度は私自身の娘のお世話をして、
ふとしたときに「あ…もう両親とこんなに長く生活を共にする時間なんて、機会がないかもしれない」と思った時にまたまたホロリなんてシーンもありました。
そして自宅に帰宅するときに両親から「何かあったらすぐ帰ってきて良いからね」と言われた時には、
私も自分の娘にそんなこと言いたいなと考えつつも里帰り出産して良かったな、あんなに夫婦でお世話を頑張るなんていったけど、甘えてよかったなと思ったのでした。
両親と合うとか合わないとか、やっぱり人によって事情は違うかと思います。
でも私はそんな中で、里帰り出産を選択して結果的にはとても助かりました。
本当に自分たち夫婦が、里帰り出産が必要なのかどうか夫婦話し合うのが大切です。
妊娠出産の体験談を連載しています(全6回)
著者:ふとこ
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