初めての妊娠、出産。世間では出産のときは鼻からスイカが出るくらい痛いって聞くけれど、本当はどれくらい痛いんだろう…と漠然と不安に思っていました。
不安解消のために色々と調べている途中で会陰切開の事を知ってしまい、益々怖くなってしまったので、全力回避する道を探しました。
そんな私の骨盤底筋筋トレ体験談です。
妊娠してから知った会陰切開への恐怖
初めての妊娠で不安でしたが、今は妊娠中の雑誌や本などもたくさんあって、参考になることも沢山ありますよね。
妊娠中から出産のときはこんなことがあるんだ…とか、産後のお世話についてなど色々育児雑誌を読みふけっていました。
そんな時に見かけたのが、出産のときに会陰が裂けるのを回避する為に、あらかじめ会陰を切開しておくというものでした。
私は出産することへの恐怖はあまりなかったのですが、その話を読んだ時に、これは怖い！絶対嫌だ！と思ってしまい、何とか会陰切開を避ける方法はないかを模索し始めました。
会陰切開とは
会陰切開とは、出産時に会陰裂傷（会陰が裂けること）を避けるために、会陰部を先に切開することをいいます。
医師しか出来ない分娩介助方法の1つです。
私はこの切開が怖くて、避ける事を考えましたが、なにより会陰が裂けてしまうのが一番産後の回復が遅れるので、裂けてしまうよりはスパっと切ってもらった方が絶対いいと思います。
というか、医師がそう判断すると思います。
（ちなみになのですが、医師がくるタイミングが遅れて裂けてしまったという人もいました。辛かったそうです。）
なので、必ずしも回避するべきものではないという前提で聞いてくださいね。
骨盤底筋を鍛えれば、会陰切開を避けられるかも
会陰切開が嫌すぎて、調べまわっていた私でしたが、あるとき読んだ妊娠中の生活の本の中に、骨盤底筋を鍛えるストレッチなるものが掲載されていました。
よく読んでみると、骨盤底筋を鍛えることによって、会陰切開を避けられるかもしれないというような内容でした。
これは・・・やってみるしかない！！
骨盤底筋とは
骨盤底筋とは骨盤の下にある筋肉で、骨盤内にある子宮、膀胱、直腸などを支える働きをしており、肛門、膀胱、膣を締める役割を担っている筋肉です。
この筋肉は加齢とともに、特に妊娠を経験するとゆるみやすくなります。
よくききませんか、妊娠中から産後にかけて尿漏れが…なんて話を。これも骨盤底筋の筋力が衰えているからなんです。
出産時に裂けてしまうのは、その周辺の筋肉が硬いからなんですね。
骨盤底筋を鍛えておけば、出産時も周辺の筋肉が柔らかく伸び、切開せずに済むというわけです。
骨盤底筋を鍛えるストレッチはとても簡単
その鍛え方はとても簡単です。
仰向けに寝て膝を立て、おしりをきゅっと締めるだけ。
最初はおしりをきゅっとするイメージが意識しやすいと思います。慣れてきたら部分的なトレーニングも意識してやってみてください。
私はこの骨盤底筋トレーニングを毎日かかさずやりました。
面倒になる日もありましたが、ちょっとやったくらいでは効果がなさそうでしたので、コツコツ頑張りました。
切開が本当に怖かったのです。
仰向けに寝ていなくても、ふとした瞬間にも近いことが出来るトレーニングだと思います。
ただし、妊娠中は体調や妊娠経過にもよるので、無理をせず、医師に相談してから行ってくださいね。
結果は
私はこの骨盤底筋トレーニングと、
出産時にあまりがちがちに固まらないようリラックスして望んだおかげで・・・
切開せずに済みました！
やはり切開せずに済むと、産後の回復も早いように思います。
椅子にドーナツクッションを使わなくても普通に座れましたしね。
尿漏れも体験せずに済みました。
産後も筋トレを意識して続けていたのが良かったのかもしれません。
産後は赤ちゃんのお世話が大変なので、自分のことは後回しになりがちですが、体調がよくない中で赤ちゃんのお世話をするのはかなりつらいですよね。
産後回復が早いだけでも、赤ちゃんに対して余裕が出ます。
産後にもおすすめですよ。ぜひお試しください。
（ペンネーム るみ）
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